【 GIMP機能で作る集中線… 】  by NUTS    ( ブログ記事 )





  GIMPが持ち合わせる 
「集中線」機能 そのものを利用します。

  手順も少なく手っ取り早いので一番簡単な方法かもしれません。


  『 わざわざページにして説明するまでも…orz 』 

  と言われてしまいそうな内容ですが手順記録として記述します。





  ※ お手軽ではありますが、この機能で出来上がる集中線は

    
線の太さ及び間隔が均一 なものになります。








   ◆ GIMP機能を使った集中線の作成方法。


1. 新規に白紙のベースを用意します。 ( 説明では 300 × 300 で作成。 )

   新規に透明レイヤを作成し、そのレイヤをアクティブの状態で、[Script-Fu]-[下塗り]-[集中線]を選択。




2. 必要に応じてパラメータをお好みで設定します。

   今回はデフォルトのままで行います。 ( デフォルト値で出来上がる結果でOKな場合は特にパラメータを触る必要はありません。 )

   ( ※ 設定の補足説明は、あくまで自分の解釈です…。 )



 ・ 線数 … 集中線の本数の設定。

   
   線多いな…orz と思ったら
      減らしてみて下さい。



 ・ 鋭さ … 線一本の鋭さ。

   
   値を小さくすると細くなります。


 ・ オフセット半径 … 中央部分の空。

   
   値を大きくすると広がります。


 ・ 複雑度 … 線の不揃いの度合い?


      中央円?の不揃い度合い。
  



   そのまま[OK]を押して出来上がり。



   ※ 以上の作業で終わりです。

      もし作成結果が希望するものでない場合には、再度パラメータ値を変更して試行してみて下さい。


      ● また、描画色は今回「黒」ですが、描画色を例えば「青」にすると青い集中線が出来上がります。


 



    ※  参考に簡単な使用例についても記してみましたの、参考にご覧下さい。







  ※  上記手順で出来上がる集中線は、線以外の部分が

     既に透過の状態 で作成されます。



     希望のレイヤ画像の上にそのまま被せたりすることが

     できるので結構便利です



     先にも書きましたが描画色の設定に従った色で

     集中線が作成できるのも手間が省けたります。



  ※  透明レイヤ状態で実行しないと集中線以外が

     透けませんので御注意下さい。









※1. 最上位の位置に画像レイヤを配置した場合。 ( 集中線を絵の上に被せたい場合は集中線レイヤの下に配置。 )

     ここでは説明用に「NUTSロゴ」を使用してますが、ここに対象となる絵が置き換わる部分とお考え下さい。


 


※2. 線が濃い!という場合には不透明度の値を操作します。 ( この説明例では不透明度 50  )


 


※3. 放射状のグラデーションを差し込んでみると、このような感じになります。  いろいろお試し下さい。


 






※ 使用例?参考品…。 ( 集中線パラメータ : 上から 100、1.0、150、100 。 キャンパスサイズ 600 × 600 )